目に見えない地下を開発することには慎重にならざるを得ない:CCSと地震との関連性が気になる
時事雑感
選択的夫婦別姓は現行法でもできるのではないかという素朴な疑問
ソフトウェア会社「サイボウズ」の青野慶久社長らが東京地裁で争っている選択的夫婦別姓の裁判。 現行の法制度が夫婦同姓を強制していると言われているが、条文を読むと禁止しているようには思えないので、その素朴な疑問を共有したい。 戸籍法と民法の改正...
発達障害を抱えている人が生きやすい社会ってどういうものだろう
長いこと精神疾患を抱えてきて、その裏に広汎性発達障害があるという診断を受けた。 今まで周りと同じことを同じようにできないことにある種の苦しみを抱いてきたわけだけど、診断名がついたことで割り切って考えられるようになってきている。 ああ、自分は...
書類の保存期限は5年!障害年金は早めに申請しよう
7年以上うつ病などの精神疾患に悩まされてきて、フルタイムでの仕事が困難になっている僕は障害年金の申請を検討している。 自宅近くの年金事務所に行って申請用の書類を貰ったはいいものの、手続きを進めるにあたって書類の保存期限という壁にぶち当たった...
加計学園問題は「首相案件」との文書:「嘘つき」は誰だ?
朝日新聞などの報道で明らかになった愛媛県の職員が書いた備忘録。 加計学園の岡山理科大学獣医学部の新設をめぐる問題で、柳瀬唯夫首相秘書官(当時;現・経済産業審議官)が「首相案件」と発言したという。 愛媛県の中村時広知事はこの文書について認めて...
原子力規制庁の職員も文書を捏造:紛失文書を取り繕った模様
NHKの報道によると、原子力規制庁は、紛失した決済のための文書のために架空の文書を作って手続きが完了したという虚偽の報告をしたとして、20代の男性職員を減給3ヶ月の懲戒処分にしたと発表した。 原子力規制庁によりますと、去年5月、20代の男性...
独立機関であるはずの会計検査院も黙認か:森友学園を巡る公文書改竄問題は闇が深い
森友学園への国有地売却をめぐって公文書が改竄されていた問題。国民の代表である国会に捏造した文書を提示しただけでなく、法令で独立性が明示されているはずの会計検査院も文書の改竄を認識していたという報道1もあり波紋を呼んでいる。前の記事にも書いた...
桃太郎の物語に違和感を覚えない人がいることのほうが驚き
日本は近代の法治国家だ。罪を犯した人がいれば、立法府で定められた法令に基づいて第三者による裁判所が刑罰を決定する。服役なりを経て社会に復帰するというのが当然の流れとなっている。 昔話の「桃太郎」の話はどうだろう。村から収奪を行っていた「鬼」...
森友学園問題で公文書改竄問題が発覚:日本にも真理省が存在するのか
学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却価格が不当に下げられたのではないかという疑惑。朝日新聞の報道によると、契約当時の決裁文書と国会議員に開示された文書で異なっており、「契約までの経緯」という項目がすべてなくなっているという。1 この疑惑...
人材不足とはなんだろう:官製賃金安をやめることから始めよう
経済の仕組みとして、需要が増えれば価格が上がるというものがある。 講師をしている者としては、人材不足なのだったら賃金を上げればいいのでは?と思ってしまうのだけれども、どうもそういかない事情があるらしい。 あらゆるところで不足する人材 保育士...
まとめサイトの氾濫から考える:自分の頭で考えることの難しさ
いわゆる情報弱者をターゲットにした「まとめサイト」が問題になっている。読者を広告に誘導することで収益を上げるという仕組みを「最大限に活用」した結果、検索されやすいトピックでキャッチーなタイトルをつけるというスタイルが確立していったということ...