PR

双極性感情障害と発達障害を抱える悩みと生きづらさ

この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

障害年金の書類を集める中で、現症の診断書を医師に書いてもらった。

以前に自立支援医療費の申請をしたときには「反復性うつ病性障害」(F33)だったものが、「双極性感情障害」(F31.3)へと変更になっていた。

これはいわゆる「躁鬱病」で、僕の場合はF31.3なので双極性感情障害かつ軽傷または中等症のうつ病エピソードという診断になる。

スポンサーリンク

発達障害による不適応が併存

思えば幼少期から僕は問題児だった。周りの子供と上手く交流することができず、社交性というものに非常に欠けていたと思う。

中学校の途中まではなんとか通ったもののヤンキーのいるクラスに馴染めず不登校になった。高校は普通高校に進学したけど、休みがちの時期もあったし部活も休部してしまった。

大学ではそれなりに友人に恵まれたけれども、ずっと連絡を取り合うようなひとはほとんどいない。今でも社会に適応できずに悩む毎日を送っている。

大学院進学も実績ができず

大学院に進学したはいいけど、思うように研究も進まずに学会発表や論文の投稿などはできないでいた。

うつ状態が悪化する中で留年を繰り返し、通常2年で済むはずが修士論文を完成させるまで4年を要したほど。

好きなことならやれるはずだと研究者を目指していたけれども、研究職もコミュニケーション能力が必要な時代だ。

学会で発表したり研究会に参加したりして研究をブラッシュアップしていかなくてはいけない。勉強が好きだというだけでは研究者は務まらないのだ。

コミュ力なしに教職はできない

大学時代にセーフティーネットのつもりで取っておいた教員免許。

使うつもりはなかったのだけど、一般企業に就職してフルタイムで働くというのが体調の問題でできないことから英語の非常勤講師として働いている。

現在の勤務校の一つは発達障害や学習障害を抱えた子供が多いところなのだけど、それゆえに定型発達の子供を教えるよりも難しい。教職課程で勉強したことがまるで役に立たないくらい、非常に気を遣っているところだ。

しかしどのレベルの学校で教えるにあたっても教員というのは児童・生徒・学生とのコミュニケーションをとらなければ成り立たない仕事。発達障害で社会に適応できない人間にとっては、こんなに辛い仕事は他にないかもしれない。

どんな仕事が向いているのだろう

とりあえず障害年金の申請に必要な書類は一通り揃った。これから申請して実際に通るかどうかは置いておいて、これからのことを考えていかないといけない。

もう少ししたら障害者手帳を申請することにはしているけども、それが通れば障害者採用への道が開けてくる。一般企業で健常者と同じように仕事をするのは現時点では困難なので、障害者枠で応募することになるだろう。もしくは今と同じようにアルバイト枠で仕事を続けるか。

フリーランスという手もあるだろうけど、まあ多分向いていないだろう。どうしたらいいのかまるでわからないところだ。

同じような障害を持っているひとはどのような仕事をしているのか非常に気になるところだけど、みんなそれぞれ苦労しているんじゃないかと思う。いろいろな可能性を模索しつつ、とりあえずは休養に努めてうつ状態を改善させることに全力を尽くしていきたい。

まともに動けるようになったら、今の仕事よりも自分に向いているものを探していきたいと思う。

プロフィール
悠木貴仁(P.N.)

リベラル保守を自称するブロガー、高校・専門学校などで英語を教える非常勤講師。小学生の頃からインターネットの海を漂う。中学校で不登校を経験後、全日制高校を卒業して早稲田大学に進学、上智大学大学院で修士号を取得。ASD・ADHD・双極性障害・てんかんを持病に持ち、精神障害者手帳2級。

悠木貴仁(P.N.)をフォローする
時事雑感
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
悠木貴仁(P.N.)をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました