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一面の銀世界!人影のまばらな新宿を、私は、初めて見た。

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2018年1月22日。東京を大雪が襲った。人々は交通網の混乱を恐れては駅へと急ぎ、なかなか来ない電車に苛立ちを覚える。会社や学校が早仕舞いになったはいいものの、電車やバスが混雑していてはなかなか家には辿り着けない。東京、それは雨や雪に弱い街。たった数センチの積雪に耐えられない街。

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夕暮れの四ツ谷に広がる銀世界

大雪に見舞われた夕暮れの四谷見附橋(東京都新宿区)
大雪に見舞われた夕暮れの四谷見附橋(東京都新宿区)

交通機関が麻痺する前にと仕事場を追い出された私は、東京は新宿の四ツ谷駅に降り立った。外には一面に広がる銀世界。駅の方を見やると、家路に急ぐ人で溢れかえっていた。

ここ数年、東京地方に雪が積もることは少なくなってきたように思う。その珍しさにはしゃぐ子供、それにまじって雪玉を投げる大学生。交通機関の混乱さえなければ、雪はいくつになっても楽しいものだ。

雪の積もる四ツ谷駅(赤坂口)
雪の積もる四ツ谷駅(赤坂口)

大都会と言われて久しい東京の街。雪にはものすごく弱い。防水防滑の靴など履いているひとは少ないし、車にチェーンを履かせる習慣もほとんどない。学校は会社は軒並み閉業。飲食店や食料品店も早仕舞いにするところが出てきた。

真夜中の新宿は人がまばら

大雪の帰宅ラッシュが過ぎた後の大江戸線新宿西口駅
大雪の帰宅ラッシュが過ぎた後の大江戸線新宿西口駅

東京都庁が丸ノ内から移転してから27年。新宿の街は「寝ることを知らない」とすら言われている。雪が小康状態になった夜中に新宿へ向かうと、人の姿はあまり見えなかった。

大雪の中の帰宅ラッシュが落ち着いた新宿駅東口
大雪の中の帰宅ラッシュが落ち着いた新宿駅東口

数少ない通行人に声をかける客引き。居酒屋は営業していてもなかなか客を取れそうにない様子。寝ることを知らないはずの新宿の街が、寝だめでもするかのように静まりかえっていた。

家路へ急いだ足跡がかすかに残る歩道。急がずに街中に残ったわずかな人々。周りが軒並み早仕舞いする中で通常通りの営業をする居酒屋。粉雪が舞う中の新宿の街並みはとても新鮮に見えた。

大雪の中の新宿歌舞伎町方面を望む
大雪の中の新宿歌舞伎町方面を望む

反省点

珍しい景色が撮れると思ってカメラを鞄に忍ばせた私の唯一の過ちは、雪に耐えうる靴を履いていなかったこと。長靴さえ持っていれば、一面の銀世界を歩き回ってシャッターを切っていたことだろう。次に東京に雪が降るときまでに、それに耐えうる装備を、用意していたいと思う。

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プロフィール
悠木貴仁(P.N.)

ブロガー、高校・専門学校・大学非常勤講師(英語)。早稲田大学卒業、上智大学大学院博士前期課程修了。修士(言語学)。

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