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引越作業が終わらない…(汗)

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今週引越をすることになっている。約4年半ぶりに東京都を離れることになるが、その前にも3年間東京都に住んだことがあるので、実に人生の1/5強を東京都23区内で過ごしていることになる。

東京は家賃が高い。よく東京は標高と世帯収入が一致すると言われているが、田圃や塩田などを埋め立てた低湿地帯や埋め立て地には住みたくないので高台でも比較的安い高低差のあるところを選んできた。

身体が満員電車に耐えられないのと通学時間の無駄を省くために大学の近くに住んできたが、持病の悪化で収入源が断たれてしまったので実家に戻るほかないのだ。

実家のあるところはいわゆるベッドタウンなので、そこから通勤通学をしているひとには甘ったれるなと怒られるかもしれないのだが病弱なため一人暮らしを選んだ。

実家に戻ったあとはしばらく静養して仕事を探そうと思う。…しかし引越作業が終わらない。語学関連の書籍や専門書など職業柄捨てるわけにはいかないものが沢山。ダンボールのほとんどが書籍という有様だ。

この土日に作業を進めるつもりが殆ど布団の中から動けなかったのは誤算だった。こんなことなら荷造り作業もいらいすればよかったと思う節もあるが、それは後の祭り。あと数日で片付けなくてはいけない。

大きな本棚を解体したり食器や台所用品をしまわないと。

実家に戻ったら持病の療養に専念しつつ、自分の小遣い程度は稼げるようになりたいところだ。そういう意味で、最近のアダルトチルドレンや中高年の引きこもりに対するバッシングは自分のことのように感じられる。

世の中には働きたくても身体が動かないひとがいる。もしあなたが経営者なら、「今日はメンタルが不調で動けないので休みます」と事前に予測不能の欠勤を重ねるひとを雇ってくれるだろうか。

今までいくつかの学校で非常勤講師として働いてきたけれども、やはり授業に穴を空けてしまうのは忍びない。かといって自分のキャリアを生かせる仕事が他にあるかというとよくわからない。

取り敢えずしばらくは静養に専念して、体調が戻ってきたら徐々に無理のない範囲内で社会復帰を目指していこうと思っている。

プロフィール
悠木貴仁(P.N.)

リベラル保守を自称するブロガー、高校・専門学校などで英語を教える非常勤講師。小学生の頃からインターネットの海を漂う。中学校で不登校を経験後、全日制高校を卒業して早稲田大学に進学、上智大学大学院で修士号を取得。ASD・ADHD・双極性障害・てんかんを持病に持ち、精神障害者手帳2級。

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