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仮想通貨についての岩井克人さんの論考が面白い:グローバル経済と国民国家の対立

筆者は昨日の「タクログ。」で、仮想通貨の突破口は「(貨幣としての)信用獲得だと書いた。 通貨としての流通が広がれば、政府の規制云々を抜きに仮想通貨を信用する人が増えてくる。そうなれば、ギャンブル的な投資の対象としてはそぐわないかもしれないが、仮想通貨が一定の価値を持ち続ける可能性が高くなってくる。 【仮想通貨】押し目狙いで買ったものの下落傾向が続く(タクログ。) 筆者のこの観測について、本日(2018年1月18日)付朝日新聞朝刊オピニオン面に「デジタル通貨の行方」というタイトルで経済理論がご専門の岩井克人・国際基督教大学特別招聘教授(東京大学名誉教授)のインタビューが掲載されていた...

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【まとめ】2017年に書いたブログ記事一覧

乳児の離乳食に「軽くひとつまみの塩」が「適量」?:曖昧な分量表示の危険性(7月24日公開) 食塩について、「1歳児の致死量は小さじ1杯」なのに、「(軽く)ひとつまみ」(レシピ用語で「ひとつまみ」は小さじ1/4)を飲ませて大丈夫なの?という疑問を投げかけた。 牛乳石鹸WebCM「与えるもの」篇が面白い(8月20日公開) インターネット上で炎上した牛乳石鹸のWebCMの評。割とメッセージ性があって面白いと思ったのだけど。 「恋ダンス」動画削除要請について考える(9月4日公開) ビクターによる「恋ダンス」動画削除要請を受けて書いた記事。なお筆者は『逃げ恥』は見ていない(笑)。 ...

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21世紀は子供が仕事場にいる社会を取り戻そう:「働き方改革」と「保育所不足」の狭間で

産業革命以降、人類は子供を社会から隔離することで発展を遂げてきた。「学校」という制度は、後世をリードする人材を育成するために生まれたはずだったが、その役割は「子供」という存在を「大人の社会」から隔離することに変容してきたように思える。児童労働が当たり前だった時代、子供は労働力の担い手として社会の中にいた。日本でも「丁稚奉公」「子守奉公」といった言葉に、その片鱗が残っている。20世紀の前半には、子供は労働者として社会に存在していた。 学校制度の拡充と児童労働の制限 日本史の教科書を眺めると、明治期の日本では小学校設立に反対する運動があったという。当時の子供は、田植えや稲刈りなどの繁忙期に引っ...

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サイト一部移転のお知らせ

明けましておめでとうごいざいます。悠木貴仁(P.N.)/TAKです。 この度新ブログ『希望の塔を探して』をオープンしました。『タクログ。』の「雑記」や「時事雑感」で書いてきたことをベースに、政治的・社会的な問題について感じていることを中心に書き連ねていくつもりです。 『タクログ。』の方は(これまで通り)レビュー記事を中心に、「より良く生きるための情報」をお届けできればと思っています。AppleやmacOS・iOSのアプリをはじめとするガジェット類、投資やクレジットカードがメイントピックとなります(英語学習/英語教育も毛並みが異なるから処遇を検討中)。 読者の皆様におかれましては、これまで...

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クリスマスおめでとう:多様な価値観と道徳観の狭間で

2017年12月25日、クリスマス。今日も教会の鐘が鳴り響く。 サンタクロースは子供達に平等にプレゼントを与えてくれるだろうか。クリスマスイヴに街を歩いていると、「(プレゼントに買ってもらったゲームで)遊びまくる! 今日は24時間寝ないぞ!」と5歳児くらいの男の子が両親に向かって宣言していた。とても幸せそうな声だった。筆者も1996年の冬に念願だったゲームボーイポケット(銀)とポケットモンスター(赤)を手に入れた時にそんなことを言った覚えがある。 うちのサンタクロースはゲームソフトとか色々なものをプレゼントしてくれたけれど、アイドルグループ乃木坂46の齋藤飛鳥さんのところは「小さい頃からサ...

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金子修介監督作品「希望の党☆」を振り返る

「希望の党」という国政政党ができるらしいという新聞記事を見て、目が点になってしまった。2005年に総務省と財団法人明るい選挙推進協会のキャンペーン「It’s your CHOICE!」で制作された金子修介監督の作品と同じタイトルだったからだ。渋谷飛鳥主演のこのショートムービーは、政治に強い関心を抱く娘(渋谷飛鳥)と選挙を棄権した父親(木下ほうか)を描いた悲劇の物語。制作から12年経ってはいるが、この機会に振り返ってみたい。(この記事には物語の結末への言及があるので、未見かつネタバレを嫌う人はYouTubeで公開されている動画を見てから読んでほしい) 選挙権は先人が勝ち取った権利 民...

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【英語教育】学期末を見据えた授業計画を立てたい

筆者の現在の勤務校は9月下旬に前期の定期試験があるため、このところ試験問題の作成に追われている。担当しているクラスは2つ。事前に聞いていた情報をもとにテキストを指定したはずが、実際には中学校で学習する文法事項が危うい状態だったために授業の大幅な組み替えを余儀なくされた。初年度だったとはいえ学生の学力に合わせた授業を組めなかったことが非常に悔やまれる。それに加えて、指定したテキスト(あるいは進め方)が悪かったことで試験問題を作成するのに十分な素材がなく、それがまた試験作成者である筆者の首を締めつづけている。 「実践的な会話」の闇 1年生から順番に文法事項を学習できるように編まれている中高の検...

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「恋ダンス」動画削除要請について考える

星野源さんが歌うテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」に載せてその振り付けを踊る、いわゆる「恋ダンス」。当時のケネディ・米駐日大使も動画を投稿するなど、2016年の日本で一大ブームを引き起こしたことは記憶に新しい。この「恋ダンス」を一般人が踊っている様子を投稿した動画について、レコード会社ビクターエンターテイメントが動画削除の手続きを始めたことが波紋を呼んでいる。 ビクターは期限付きで利用を認めていた 読売新聞の報道1などによると、「一定条件を満たす場合は(2017年)8月末まで曲を使った動画の発表を認めてきた」が、「期限が来たので自主的な削除を求めた」ということだ。確かに、...

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牛乳石鹸WebCM「与えるもの」篇が面白い

インターネット上の一部で炎上している牛乳石鹸のWebCM。子供の誕生日に飲んで帰ってきた主人公が妻から非難され、そのストレスを石鹸で洗い流すという話の流れに批判が集中しているようだ。筆者も所見の段階では炎上やむなしという印象を持ったが、同時に非常によく練られた脚本のようにも思われた。今回は、その面白い方の側面を紹介したい。 ストーリー書き起こし 牛乳石鹸WebCM「与えるもの」篇の内容は以下の通り。1 主人公は朝は通勤時にゴミ出しをしてからバスに乗り込むのが日課だ。この日は子供の誕生日で、玄関を出る際に突然妻から「帰りにケーキをお願い」と頼まれる。勤務中、ミスをした後輩が上司に「なん...

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乳児の離乳食に「軽くひとつまみの塩」が「適量」?:曖昧な分量表示の危険性

不幸な事故だった。脱水症状を防ぐためだったのだろう、離乳食に食塩を多く入れたことによって、乳児が食塩中毒を起こして死亡するという事故1 が起きた。朝日新聞の報道によると、容疑者は「具合が悪そうだったので塩分補給のつもりで与えたが、危害を加えるつもりはなかった」という。2 1歳児の致死量は小さじ1杯 食塩の1歳児の致死量は小さじ1杯分(5~6グラム)だといい3、大人が水分補給に加えて食塩を摂ることが推奨されている昨今では衝撃が広がっているように思う。水分というとコーヒーと麦茶ばかりの筆者も、この有り得ないくらい蒸し暑い夏の暑さに生まれて初めて(!)冷蔵庫にスポーツドリンクやイオン飲料を常備し...

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